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狂犬病 [体調管理]




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狂犬病。
よく名前を聞く割には、実際にどんなものかは案外謎な病気だったりします。
なので少し調べてみました


1.発症すれば致死率ほぼ100%

最初に恐ろしい話からします。
狂犬病は発症すれば、致死率がほぼ100%。つまりまず助からない病気だそうです。

症状は不安・異常行動・食欲不振や水を極端に恐れる(恐水症)、風の動きに敏感で避
けようとする(恐風症)、精神錯乱などがあります。

感染から早くて10日、遅いと1年から2年の潜伏期間を経て発症するそうです。
この潜伏期間は、かまれたときに体内に侵入した唾液やウィルスの量で変化するそうで
す。


2.感染と発症の違い

ただ、この狂犬病、発症すれば死に至る病となりますが、感染時点ではそうとは言えま
せん。

感染と発症の違いは、ざっくり言うと

感染…狂犬病の動物に噛まれるなどで、体内にウィルスが侵入した状態
発症…狂犬病の諸症状があらわれた状態

ということです。

狂犬病は、発症する前なら、ワクチンを何度か接種することで発症を防ぐことができる
そうです。
ただ、検査等で狂犬病に感染しているかは分からないそうなので、少しでも疑いがあれ
ばワクチンを接種したほうがよいのでしょう。

3.日本における狂犬病

日本国内において狂犬病に感染した例は1957年以降報告されていません。
また動物に関しても、1958年の猫を最後に感染例がありません。
なので、国内に関しては、犬や猫に噛まれても、狂犬病に感染する心配はまずないと考
えられます。

ただし、海外も同じではありません。
21世紀に入ってからの事例でみても、2006年に京都と横浜の男性が、フィリピン
で犬にかまれて狂犬病を発症し死亡してます。現在でも世界全体で毎年5万人以上の人
が亡くなっています。
海外に行くときには要注意、海外で動物に噛まれたら、すぐにワクチン接種などで対処
しなければならないようです。

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