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参議院の問題と思われる点3つ [よもやま]




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参議院ってなんなんだろう? な第2回です。
今回は、問題点について考えてみました

大きくわけて3つあるのではないかとおもわます。

(1)チェック機能を果たしていない

一番大きいのはチェック機能を果たしていないのではないか? という点だと思われます。
衆議院も参議院も、法律などの可否を決める本会議の投票では党議拘束というものが、かけられます。

党議拘束とは「党で決めた内容なので、所属する以上党の方針にしたがって投票しなさい」というものです。
自由民主党として賛成と決めたなら、自由民主党所属の議員なら賛成票を投じなければいけません。

なので、衆議院であろうが参議院であろうが、議員がとる行動はほとんど一緒。
審議のための質疑内容だってほぼ同じ。違うことと言えば、突発的に起こったスキャンダルに対する追及くらい。
これでは別の院にしている意味がないじゃないか、ということになってしまいます。


(2)国政の混乱の元となっている

先の民主党政権、さらにその前の自民党政権末期では衆議院と参議院で与党と野党の勢力が逆転しました。
「ねじれ」と呼ばれる現象です。
その結果どうなったか? 
国政の停滞を招き、物事が先に進まなくなってしました。
政策の安定性が理由の一つだったはずなのに、結局は国政を混乱させる元となる一面も出てしまっています。


(3)衆議院で落選した議員の受け皿になってないか?

参議院議員となっている人を見ると、多くは参議院の特色を出すために議員になっているというより、前の衆議院選挙で敗れた人や、これから衆議院を目指す人が多いように見受けられます。

結果として「落選すればタダの人以下」といわれる議員の受け皿にしかなっていないのではないか? という疑念も抱いてしまいます。

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